相互共分散関数と相互相関関数
平易に言うと: 2つの時系列のうち、どちらが先に動いて、もう一方が後から追随するかを調べる指標。
前提知識
- [[autocorrelation]] 自己相関の基礎
利用シーン
需要と供給、金利と株価など、2つの経済・ビジネス指標間の先行・遅行関係を調べたい場面。
自己相関が単一系列内の異なる時点間の関係を測るのに対し、相互相関は2つの異なる系列XとYの間の、時間差kを伴う関係を測る。
ラグkの符号に注意する。ρxy(k)がk>0側で大きな値を取ればXがYに先行する関係、k<0側で大きければYがXに先行する関係を示唆する。ラグをずらしながらピークの位置を探すことで、系列間の時間的な前後関係を推定できる。
用語集
- 相互共分散関数: 2系列間の時間差を伴う共分散
- 相互相関関数: 相互共分散を正規化した相関係数